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スペシャリストと巡る 阪神南ぐるっとツアーレポート! ~歴史探訪ツアー編~

情報掲載日:

10月14日(月・祝)に開催しました、「スペシャリストと巡る 阪神南ぐるっと歴史探訪ツアー」のレポートです!

スペシャリストとして、園田学園女子大学名誉教授の田辺眞人先生をお招きし、阪神南地域を巡りました。

10時30分頃に、阪神尼崎駅に集合し徒歩で寺町へ向かい、田辺先生のお話を聞き尼崎城へ!

街中にあるお城もまた素敵ですね!

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尼崎城は1617年(元和3年)に入封した戸田氏鉄によって築かれた城です。一国一城令後の築城であり、本丸には4重4階の天守が築かれるなど、5万石の大名には大きすぎる居城でしたが、これは幕府が西国大名の監視を命じていたためです。1635年(寛永12年)に氏鉄が大垣城へ転封となると、替わって入封した青山幸成によって改修されました。1711年(宝永8)以降は桜井松平氏が城主をつとめ、そのまま明治維新まで残ったのですが、1873年(明治6年)に廃城となっています。2015年(平成27年)、旧ミドリ電化(現エディオン)創業者の安保氏が私財を投じて天守を建設することが発表され、2018年(平成30年)11月に尼崎市に寄贈されました。現在は尼崎城址公園内で一般公開されています。

尼崎城:http://www.city.amagasaki.hyogo.jp/map/1000380/1000421/1016077.html

このあと、尼崎城を見学しバスに乗り、塚口城跡へ向かいます。

田辺先生のお話に参加者のみなさん夢中です!

塚口城跡は、室町時代から戦国時代にかけて文献に登場する中世城郭です。浄土真宗の寺院の境内に発達した集落で、周りに土塁を巡らし、濠を掘って他からの攻撃に備えていました。塚口御坊と称された浄土真宗興正寺別院の寺内町として栄え、現在は市街化のため、その面影をほとんど失っていますが、土塁の面影を残す小高い東町門跡や水路として残された濠の跡などから偲ぶことができます。明治時代の絵図には3ヵ所の出入門が記されています。

お昼ごはんは「いこいの宿 六甲保養荘」にて♪

温泉もあり、皆さんリフレッシュされていました!
お昼ごはんもおいしく大満足です!ごちそうさまでした!

兵庫県西宮市にある快適な憩いの宿 六甲保養荘。六甲保養荘は六甲連山を背に、目の前に甲山全貌を望みます。天然温泉の大浴場からは、港町である神戸市や、大都市・大阪府の町並みが一望でき、お料理は、季節ごとの旬の食材の持ち味を活かした季節会席料理。山海に囲まれた兵庫県ならではの旬素材をベースに、採れたて新鮮な食材、彩り豊かな膳を、目と舌で存分にご堪能いただけます。

いこいの宿 六甲保養荘:http://www.rokko-hoyoso.jp/

次は、越木岩神社に向かいます。

初めて行きましたが、とても神秘的な神社でした!

東六甲山麓唯一の霊場で、天然記念物の森におおわれた霊験あらたかな神社です。
甑岩を霊岩とする信仰は磐境(いわさか)・磐座(いわくら)祭祀と呼ばれ、当社が鎮座する地域一帯の磐座群の象徴として祀られており、古くから特に女性守護、子授・安産の神さまとして信仰されています。

越木岩神社:https://www.koshikiiwa-jinja.jp/

最後は、鵺塚です!

芦屋公園に鵺塚!まったく知りませんでした・・・。またひとつ学べました!

芦屋公園は、兵庫県芦屋市にある都市公園である。別名松浜公園と呼ばれており、芦屋川左岸沿いに国道43号から河口付近まで南北にのびた公園には市木であるクロマツが約420本植えられている。面積29,433平方メートル。

京都で退治された謎の怪物【鵺】は、死んでもなお謎の存在でした。鵺の死骸を埋めた場所というのが何カ所もあります。その一つがこの芦屋の鵺塚です。

一説によると、鵺の死骸は悪疫を招くということで丸木船に乗せて川に流してしまったそうです。そしてその死骸はどうやら大阪の都島に漂着したようです(ここにも【鵺塚】が存在します)。しかしここでも悪疫をもたらしたということで、更にまた舟に乗せられた死骸は流されることになりました。最終的に漂着したのが、この芦屋の浜だったそうです。

芦屋の浜に打ち上げられた鵺の死骸でありますが、やはりここでも祟りを起こし、悪疫をまき散らしたそうです。この付近の人々は祟りを恐れて、鵺の死骸を丁寧に葬りました。それが【鵺塚】です。芦屋の浜から他所へ鵺が流れ着いたという話を聞かないので、鵺はここで本当に埋められた可能性が高いそうです。

とてもたくさんのことを学べた1日でした!

これにて、阪神南ぐるっとツアーレポート! ~歴史探訪ツアー編~ を、終わります。

次は、阪神南ぐるっとツアーレポート! ~写真撮影ツアー編~ です!