vol.10 庭を眺めながら楽しむ、季節の甘味
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和敬清寂の空間で味わうアフタヌーンティー
尼崎の街を歩いていると、ふと現れる、静かな佇まい。
「この街で極上の癒しを」をコンセプトに、和の趣と現代的なデザインが調和した空間で、季節の味わいを楽しめる「茶寮 楽書院」です。
今回いただいたのは、「梢秋(こずえのあき)のアフタヌーンティー」(1名分7,800円 ※写真は2名分/要予約)。8種のスイーツと6種のセイボリーに加え、ウェルカムドリンクの「煎茶トニック」や抹茶、日本茶、紅茶、コーヒーまで楽しめます。 -
八つのスイーツに、季節の移ろいを閉じ込めて
竹を編んだような趣のあるティースタンドに並ぶ8種のスイーツ。
柑橘やパッションフルーツ、マンゴー、イチジクなどを使い、ヴェリーヌやティラミス、オペラ、シャンティイ、落雁など、さまざまな仕立てで味わいの変化を楽しめます。
「茗荷、無花果と白粒餡のシャンティイ」(写真右奥)は、洋菓子のシャンティイに和の白粒餡とミョウガを合わせたもの。甘みの中に、ミョウガの香りがふわっと広がります。
同店のアフタヌーンティーは、毎年、旬の素材を生かしながら、前年よりさらに楽しめるメニューへと進化。同じケーキでも、使う素材を変えれば甘みの感じ方が変わるため、品数の多いアフタヌーンティーでは、一つひとつのお菓子だけでなく、すべてを食べ進めたときのバランスまで考えてレシピをリニューアルしています。 -
和と洋が出会う、甘くないひと皿
アフタヌーンティーを特徴づけるもうひとつの存在が、6種のセイボリー。
黒毛和牛といくらの小丼、冷製茶碗蒸しなど、和の趣を感じる料理が並ぶ一方で、焼き茄子のムースや鱧とオクラのテリーヌ、サンドイッチといった洋のメニューも。
なかでも印象的なのが、サンドイッチ。洋のスタイルであるサンドイッチに、和のすき焼き肉と山椒、大葉を合わせています。
和洋の素材と技法を掛け合わせた味わいを生み出しているのが、フランス菓子を作ってきたパティシエと、京都や日本各地の料亭で懐石料理を極めた料理人。
「和」と「洋」を分けるのではなく、お互いの持ち味を生かして一つにする。それが、同店ならではの味わいです。 -
味わいに合わせて、好きな一杯を
飲み物を選ぶ時間もまた、アフタヌーンティーの楽しみのひとつです。
まず迎えてくれるのは、ウェルカムドリンクの「煎茶トニック」。日本茶の清々しさを、トニックの爽やかな味わいとともに楽しめる一杯です。
さらに、フリードリンクには日本茶や5種の紅茶、楽書院ブレンドの珈琲がラインナップ。なかでも一杯限定でいただける抹茶は、ちょっと嬉しいおもてなし。 -
時計を見る代わりに、庭を見る。150分のゆったり時間
アフタヌーンティーは150分かけてゆっくりと。
店内には敢えて時計を置かず、どの席からでも庭を眺められるよう、低めの仕切りや椅子の向きまで計算して配置しています。
庭の設計・植栽を手がけるのは、姫路城西御屋敷跡庭園「好古園」にも携わった株式会社大北美松園。四季を通して花が咲くように植栽された、季節の移ろいを感じられる庭も、同店で過ごす時間の大切な一部になっています。 -
10月からは、イチジクと栗を主役に
季節を大切にする同店では、10月から新しいアフタヌーンティーがスタート予定。
次の主役となるのは、イチジクや栗。旬の素材を生かしながら、今年ならではの「和と洋の融合」がどんな一皿になるのか楽しみです。
秋の尼崎で、時計を気にせず、ゆっくりと季節を味わう時間を過ごしてみませんか。
店舗情報
- 店名
- 茶寮 楽書院
- 住所
- 尼崎市三反田町3-3-16
- 電話番号
- 06-4950-5911
- 営業
- 11:00~18:00(L.O.ランチ14:00/カフェ17:00)
※アフタヌーンティー(1日20食限定 要予約)は14:00〜(L.O.16:00) - 定休日
- 火曜、水曜
- 駐車場
- あり(30台)※無料
- U R L
- https://rakushoin.com/