尼崎市出身の抽象画家・白髪一雄［1924-2008］。床に広げたキャンバスに大量の絵の具を置き、天井から吊り下げたロープにつかまり一気呵成に素足で描く「フット・ペインティング」を確立。妻・白髪富士子［1928-2015］と共に50年以上に及ぶ画業を歩み、数々の力強い作品を生み出し、国際的な評価を得ました。
本展は、白髪の作品に感銘を受けたデザイナー・中嶋峻太氏による、メンズファッションブランドALMOSTBLACKとのコラボレーション第2弾です。中嶋氏は白髪夫妻の作品イメージ、制作スタイル、使用された道具類に至るまで、あらゆる要素をモチーフとして取り込み、身に纏うことのできるファッション・アイテムとして再構成。アートが日常に溶けこむ、新たな魅力の創造につなげました。第１弾はモノクロームを基調とする2021秋冬コレクションに基づいた空間を構成しましたが、第2弾は色鮮やかな2022春夏コレクションを紹介します。
白髪一雄・富士子の作品と、ALMOSTBLACKの最新コレクションをご覧ください。

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