白髪一雄（1924-2008）は、若い頃から晩年に至るまで、素足で描く独自のアクション・ペインティングを貫き、戦後日本の前衛美術をリードした抽象画家です。その作品は、国内のみならず海外でも高く評価されています。

また近年では、異なるジャンルにも影響を与え、クリエイターたちの世界観との融合により、その作品の魅力はかたちを様々に変えながら多くの人に刺激を与え続けています。

この度、白髪一雄と若い頃の一時期にアーティストとして活躍した妻・白髪富士子（1928-2015）の作品にインスパイアされたメンズファッションブランド AMOSTBLACK のデザイナー・中嶋崚太氏が手がけた、2021年秋冬コレクション「A-Un / 阿吽」の一部を、白髪夫妻の作品とともに展示します。

ALMOSTBLACK のブランドネームである黒と見まがうほど濃く深く染め上げられた藍色「褐色（かちいろ）」のイメージのもとに、絵画作品とファッションアイテムのコラボレーションによるモノクロームの空間を演出します。

展示解説会

担当学芸員による展示作品の解説を行います。

日　時　12月18日(土)、2022年1月22日(土)、2月26日(土)、3月19日(土)　いずれも14：00～（約30分程度）

定　員　各日10名

申　込　不要

参加費　無料（白髪一雄記念室の当日券が必要です。）

ポップアップショップ

展示期間中、当記念室内に ALMOSTBLACK 2021年秋冬コレクションの一部をご購入いただける販売コーナーを設けます。

ぜひ商品を手に取ってご覧ください。（試着室は設けておりませんのでご了承ください。）

同時開催

須田剋太×白髪一雄　二人の曼陀羅

大阪府20世紀美術コレクションの須田剋太作品と尼崎市所蔵の白髪一雄作品を中心に、「抽象と具象」「仏教」「書」をテーマとして約80点の作品を紹介します。

会　場　尼崎市総合文化センター 美術ホール 5階

会　期　11月27日(土)～2022年1月10日(月・祝)

入場料　一般　800円、シニア（65歳以上）700円、大学生　700円、高校生以下無料

※同展の入場券をお持ちの方は、白髪一雄にもご入場いただけます。

ご来場の皆さまへ

ご入場の際はマスクの着用と手指の消毒など新型コロナウイルス感染症拡大防止のためにご協力お願いします。

詳細データ

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