尼崎市総合文化センター「バレエ・リュスと美術家たち」
2020年11月21日(土)~12月13日(日)
バレエ・リュスと美術家たち
兵庫県立芸術文化センター所蔵 薄井憲二バレエ・コレクション特別展
2020年11月21日(土)~12月13日(日)
20世紀の初め、興行主セルゲイ・ディアギレフ率いるバレエ・リュスがパリを中心にヨーロッパやアメリカで公演を行い、バレエの新たな世界を切り開きました。
バレエ・リュスとはフランス語で「ロシアのバレエ団」を意味し、驚異の跳躍を披露した天才ワツラフ・ニジンスキーをはじめとするダンサーや振付師たちが才能を煌めかせ、話題作を次々と発表し、観客を驚かせました。
美術分野においては、レオン・バクストが鮮やかな色彩構成による舞台美術・衣装を手掛けたほか、パブロ・ピカソ、マリー・ローランサンら多数の個性あふれる画家たちが参加し、夢のような公演が実現しました。同時に、カラー図版入りの公式プログラムや、ジョルジュ・バルビエらが同団の公演やダンサーをモチーフとした画集を出版したことにより、その魅力は広く知れ渡っていきました。
1909年~1929年、ディアギレフの死と共に解散するまでのたった20年間だけ存在した軌跡のカンパニー、バレエ・リュス。彼らが巻き起こした旋風は、現在に至るまで、舞踏界のみならず幅広い芸術界に大きな影響を与え続けています。
本展では、兵庫県立芸術文化センターが所蔵する「薄井憲二バレエ・コレクション」の中から公式プログラム、写真、衣装などを展示します。バレエ・リュスが創り出した魅惑の総合芸術を想起させる、当時の貴重な資料をご覧ください。
薄井憲二バレエ・コレクション
日本バレエ協会前会長、ダンサー、振付家、指導者、評論家、研究科として、日本バレエ界を牽引し続けた薄井憲二氏(1924~2017)による、世界でも有数の規模を誇るコレクション。バレエの誕生から現代までを網羅し、総数6,500点をゆうに超える資料には、公式プログラム、写真、アンティーク・プリント、絵画、ポスター、衣装など、バレエ史上極めて重要な、そして、美術的価値も高い資料が数多く含まれています。
詳しくは、下記ホームページをご覧ください。
https://www.archaic.or.jp/event/gallery/detail.php?id=408
詳細データ
開催日時 |
2020年11月21日(土)~12月13日(日) 10:00~17:00(入館は16:30まで) ※11月27日(金)・28日(土)は夜間開館のため20:00まで観覧できます。(入館は19:30まで) ※火曜日休館 |
会場 |
尼崎市総合文化センター 美術ホール5階 (尼崎市昭和通2-7-16) |
入場料 | 一般500円、シニア(65歳以上)・大学生400円、高校生以下無料 |
主催 | 公益財団法人尼崎市文化振興財団 |
特別協力 後援 監修 |
兵庫県、兵庫県立芸術文化センター、一般社団法人貞松・浜田バレエ団 尼崎市、尼崎市教育委員会、公益財団 兵庫県芸術文化協会 関典子(薄井憲二バレエ・コレクション・キュレーター、神戸大学准教授、ダンサー) |
お問い合わせ |
公益財団法人尼崎市文化振興財団 (尼崎市昭和通2-7-16) TEL 06-6487-0806 |