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尼崎西宮芦屋あにあんレポート 「阪神南リレーミュージアム バスツアー第2弾」レポート!

このページを印刷する2016年9月9日

9月4日(日)に開催しました、「阪神南リレーミュージアム バスツアー第2弾」のレポートです!


阪神南リレーミュージアムは、阪神南にゆかりのある作家の作品が各美術館や博物館で展示されています。本ツアーでは、実際に各施設をめぐり、魅力あふれる作品を学びながら楽しんでいただきます!
リレーミュージアムについてはこちら→http://anian-club.jp/relay-museum/


それでは、「阪神南リレーミュージアム バスツアー第2弾」の様子をご紹介します!


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初めに訪れたのは、「白髪一雄記念室第7回展示『白髪一雄の愛したものたち』」です。
フットペインティングという独自の描画法により世界的な評価を得た尼崎市出身の画家、白髪一雄。本展では、白髪一雄が画家としての美的感性を磨くために、生涯を通して集めた好みの品々が紹介されています。






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愛用していた筆や硯、墨絵や日本刀、面などのコレクションの数々を、近くで見ることが出来ます。
学芸員さんの丁寧な解説を聞きながらじっくりと画家の人となりを感じました。



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フットペインティングで描かれた代表的な作品も展示されています。躍動感が溢れる作品の迫力には、いつ見ても圧倒されます。










次は、「近松記念館」へ向かいます。

近松1

人形浄瑠璃と歌舞伎の世界で活躍した日本が誇る劇作家、近松門左衛門が愛用した文机や過去帳、巻物などの遺品100点が展示されている近松記念館。
ボランティアガイドさんに、近松の歩んだ歴史や尼崎との関わりについてお話しいただきました。
時折、ユーモアを交えながら熱心に語られる姿が、聞いている皆様の心に響いたようで、次第に引きこまれていきます。

近松門左衛門と尼崎の関わりとは・・・
(京都から大坂に移り住んだ近松は、大坂の船問屋・尼崎屋吉右衛門宅にたびたび訪れ商人や旅人から全国の話を聞き集め作品を執筆していたとされています。その船問屋が尼崎市の久々知にある広済寺を1714年に再興した住職・日昌上人の実家とされ、日昌上人と近松は親しく交際していたことから、広済寺の再興には建立本願人となって大きく貢献したそうです。広済寺の建立本願人として近松が署名・押印した資料も残っているとのこと。)



近松2 近松3

ボランティアガイドさんのお話の後、近松が執筆活動をしていたとされる「近松部屋」がある広済寺へ案内していただきました。広済寺では近松とその母の法要が行われ、それを記載した過去帳が現在も残っているそうです。72歳で生涯を終えた近松のお墓(国指定史跡)が境内奥にありました。



近松4 近松5

見学の後は、隣接されたに久々知須佐男神社を抜け、近松公園に出ます。
自然豊かな近松公園は子供やお年寄りの憩いの場となっているようでした。
緑がいっぱいできれいな小川が流れていました。




次は、西宮市郷土資料館「第46回特集展示『西宮神社の石造物~春詠む芭蕉、秋の鬼貫~』」へ向かいます。

郷土資料館1 郷土資料館2

「西宮歴史調査団」が8年かけて西宮神社境内にあるすべての石造物について調査した報告資料が集められた本展示会。なかでも天保14年(1843)に建立された芭蕉・鬼貫の句碑をとおして町人たちの文芸活動が紹介されています。
注目すべき句碑について、学芸員さんに解説していただきました。


西宮神社1 西宮神社2

学芸員さんのお話を聞いたあと、実際に西宮神社へ訪れました。
資料館で説明された石造物を実際に見ていきます。刻まれた銘文を読み取ることで、当時の信仰の大きさや、人々がどのような思いで過ごしていたかが伺えます。


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こちらは表大門の近くの松林に建てられている芭蕉鬼貫句碑。天保14年、伊丹の俳人、梶曲阜らにより建立されました。
表面には、「春もやや気色ととのふ月と梅」
「にょつぽりと秋の空なる富士の山」、裏面には17人の俳句があります。
芭蕉の句碑でほかの俳人の句といっしょに刻まれることは珍しく、梶曲阜が鬼貫を崇敬していたためだと考えられるそうです。





最後は、虚子記念文学館「企画展示『星野立子』」「常設展示『虚子の世界』」へ。

虚子記念文学館 虚子

芦屋川河畔、海からもほど近いところの、静かな住宅地の中にある虚子記念文学館。
明治時代から現在も続く俳誌「ホトトギス」を主宰し、俳句文学の発展に大きな足跡を残した高浜虚子を顕彰する施設です。虚子の直孫の稲畑汀子の住居に隣接して2000年に建てられました。
今回の企画展示では、虚子の次女、星野立子について紹介されています。


虚子2

女性初の主宰として「玉藻」を創刊し、その後の女流俳人の活躍を促進した、星野立子。
もともとは、虚子が家族にも俳句の趣味を持ってもらいたいと希望していたことがきっかけで、俳句の世界に導かれていったそうです。
本企画展では、「玉藻」創刊にあたり大いなる期待を寄せた父、虚子の激励文をはじめ、「玉藻」で活躍した女流の短冊や句集、さらに素十夫人・高野富士子による表紙絵原画等が展示されています。
静かな館内は、どこか落ち着くような癒される雰囲気で、皆さんリラックスしながら、観覧を楽しまれていました。




これでツアーのレポートは以上です。ご応募・ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。
リレーミュージアムを通して、阪神南地域の個性あふれる文化に触れていただければと思います。


ツアー参加者様より、たくさんのご感想をいただいております。
ご感想につきましてはこちらをご覧ください。

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