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尼崎西宮芦屋あにあんレポート 10月18日(土)阪神南再発見モニターツアー「文学探訪コース」レポート第1弾

このページを印刷する2014年11月10日

10月18日(土)、あにあん倶楽部「阪神南再発見モニターツアー『文学探訪コース』」のレポート第1弾です!


阪神南地域の魅力を再発見していただきたいと、
昨年度から実施している大好評の「阪神南再発見モニターツアー」。

今年度第2回目は『文学探訪コース』。
8月に開催を予定していましたが、台風の影響で延期となっていました。
この日は文句なしの快晴!絶好のツアー日和でした!

阪神南地域には、有名な作家ゆかりの地や、小説のモデル・舞台となった場所がたくさんあります。
ナビゲーターに西宮芦屋研究所の小西巧治さんを迎え、近松門左衛門・村上春樹・高浜虚子・谷崎潤一郎などのゆかりの地を巡りました。

10時に阪神尼崎駅へ集合。まずは尼崎市にある近松記念館へ。
バスでは小西さんが阪神南の文学にまつわる様々なエピソードを披露してくださいました。
尼崎には大物(だいもつ)をはじめ、歌舞伎などの古典文学にかかわる土地が多いそうです。
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CIMG1391近松記念館では、ボランティアガイドの門田さんにご説明いただきました。
江戸時代に浄瑠璃、歌舞伎の世界で150作ものヒット作を飛ばし続けた近松門左衛門。
江戸幕府成立から50年経った1653年に誕生し、生まれは越前国(現在の福井県)と言われています。父親が越前藩に勤めていたことから幼少期は越前国で過ごしたのではないかと言われているそうです。


PA180102その後京都へと移り住み、作品を執筆。
武家の二男として生まれましたが、武家の身分を捨ててまで浄瑠璃の台本を書きたかったようです。
当時の作品は作者の名を出さない慣習でしたが、近松は自身の作品に作者として“近松門左衛門”と記載。そのため、周囲からは生意気だと言われていたそうです。
30歳の時には初めて「世継曽我」が認められ、その2年後に「出世景清」を書いています。

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その後大阪に移り、町人を題材にした世話浄瑠璃を執筆。あの有名な「曽根崎心中」もそのひとつです。それまでの浄瑠璃の常識を覆す、近松以前には誰も書かなかった新しいジャンルで大ヒットとなり、借金苦に追いやられていた浄瑠璃の劇場 竹本座を救ったそうです。




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館内には近松が愛用した文机や過去帳、巻物などの遺品約100点が展示されています。

福井県に生まれ、京都、大阪と移り住んだ近松の記念館がなぜ尼崎にあるのかというと、戦いで荒れていた尼崎の広済寺再興に61歳の時に携わったからです。記念館には寄進した人の書かれている資料が残されており、近松の名前も書かれていました。


広済寺は近松記念館の西隣。
当時、広済寺本堂裏には「近松部屋」という建物があり、近松はそこで執筆していたと言われています。
また、境内には「近松の墓」があります。
国指定史跡で、緑泥片岩の自然石が使用されているのだそうです。
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最後に須佐男(すさのお)神社へご案内いただきました。
須佐男神社は、江戸時代から歌舞伎役者などの芸能人の信仰を集め、灯篭、狛犬や多くの絵馬が奉納されています。

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近松公園は緑豊かな公園で、ベンチでのんびりされている方がたくさん。初春にはスイセン、春には梅や桜、初夏はアヤメ、秋は紅葉など四季折々の風情を楽しめます。
ここでボランティアガイドの門田さんとはお別れ。
冗談を交えて、とても楽しくご案内くださいました。

 


次は西宮市のカトリック夙川教会へ移動。
※カトリック夙川教会については写真の掲載ができませんのでご了承ください。

バスでは、小西さんから阪神南地域の中で尼崎が圧倒的に神社の数が多く、一番歴史が深いということや、近松門左衛門は町人や船頭など情報が集まる人たちの話を聞いて執筆していたと言われていることをお話しいただきました。
また、ブログ「阪急沿線文学散歩」を書いておられるブロガーさんから、カトリック夙川教会についてご説明いただきました。
カトリック夙川教会は遠藤周作が子供の頃に洗礼を受けた場所。
その時、彼は似合わない洋服を着せられたという思いがあり、キリスト教信仰に対する苦しみが作品のバックボーンになっているそうです。
その頃、第3代主任司祭のメルシェ神父に大変お世話になり、イタズラ好きだった彼は「メルシェ神父から大目玉をくらったことがある」と作品の中で語っています。

また、「コルシア書店の仲間たち」などで知られる随筆家の須賀敦子もよく訪れたそうです。

カトリック夙川教会に到着して、まず礼拝堂で教会の方にご説明いただきました。
西宮市の都市景観形成建築物、兵庫県の景観形成重要建造物の指定を受け、日本で初めてカリヨンと呼ばれる鐘が設置された教会だそうです。
出入り口に置かれた、一抱えもある大きさのシャコガイは聖水を溜めるためのもので、教会の中でも珍しいそうです。
教会内部のステンドグラスは、花を十字架に見立てたデザイン。15の場面に分けて、キリストが十字架までの道を辿った様子を描いた壁画もありました。
この日は天気が良く、美しいステンドグラスから日が差し込み、とても良い雰囲気。
また、カリヨンが11個あり、それぞれが違う音階で、1日3回鳴るそうです。

建堂80周年記念の時、自動演奏ができるようカリヨンを修復したのだそうです。
カリヨンそのものは見ることができませんでしたが、鳴らすための機械がある展示室を見学させていただきました。
教会の庭には「ルルドの聖母」という一場面を模した石造があります。
ルルドとはフランスとスペインの国境の町で、そこにある泉に聖母が現れた時の場面をモチーフにしているそうです。

引き続きツアーは西宮神社、夙川オアシスロード、虚子記念文学館、谷崎潤一郎記念館を巡ります。
その様子は第2弾でご報告します!


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