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尼崎西宮芦屋あにあんレポート 9月24日(水)阪神南再発見モニターツアー「阪神間モダニズムコース」レポート第2弾

このページを印刷する2014年10月7日

9月24日(水)、『阪神南再発見モニターツアー「阪神間モダニズムコース」』の報告レポート第2弾です!

第1弾のレポートはこちら→http://anian-club.jp/info/2014/10/1584

こちらの記事は訪問施設の写真掲載ができませんのでご了承ください。

ブログ

ユニチカ記念館、ヨドコウ迎賓館を見学し、ららぽーと甲子園での昼食休憩を終えていよいよツアー後半戦♪





訪れたのは「武庫川女子大学甲子園会館(旧甲子園ホテル)」。
http://www.mukogawa-u.ac.jp/~kkcampus/

2グループに分かれて職員の方に案内していただきました。

甲子園浜のリゾート開発の一環で阪神電鉄の主導で計画され、フランク・ロイド・ライトの愛弟子 遠藤新が設計を担当。
1930年に甲子園ホテルとしてオープンし、「東の帝国ホテル、西の甲子園ホテル」と呼び称されていました。
現在は武庫川女子大学の建築学科のキャンパスになっていて、約220名の学生が勉強しています。
こんな素敵な建物で学べるなんて羨ましい!

建物は中4階建てで、片側35部屋ずつの計70室があったのだそうです。
外観はデザインを重視して設計され、基本的には全て日華石でできているそうです。外壁はボーダーのタイルと柄のタイルでできており、柄のタイルは4つで1つの絵柄になるのだとか。
随所には日本人になじみ深い「打出の小槌」が取り入れられ、フランクの建築様式が多いと言われている遠藤新の建築の中でも、オリジナリティのある建築だと言われているそうです。
館内にも噴水や欄干など、打出の小槌がデザインされたものがたくさんありました。

入口のシャンデリアはカタツムリの貝をイメージしたオリジナルデザイン。
当時のものは戦争や震災の際にほとんど失ってしまい、かろうじて残っていたものから型をとり復元したそうです。おしゃれなのに写真が載せられないのが残念・・・

売店の床はタイル張りになっていました。
場所指定のメモ書きがある面白いタイルを発見☆
1930と数字の書いたものも。これは甲子園ホテルが開業した年ですね。
建設者の遊び心が垣間見えました。

また、甲子園ホテルは日本で初めて和洋室の客室を作ったそうです。
こんな身近に日本初があるなんてびっくり☆
和洋室設計にはこんなひと工夫も♪
洋室と和室の敷居がフラットではなく和室が高かったそうです。その理由は、椅子に座っている人と、畳に座っている人の目線が同じになるようにわざとそうしているのだとか。ちょっとした気遣いがすごくうれしいですね☆

現在多目的ホールとして使用されている場所には、水玉と思われるデザインが多く施されていました。
水玉は“空からの恵み”又は“鍾乳洞の鍾乳石”を意味すると考えられているそうで、水玉を受ける受け皿のようなものもデザインされていました。
甲子園ホテルは「水・光・自然・命」を重視し、水の循環を意識して建てられたのではないかと思わせる施しがたくさん残っているのだそうです。とても興味深いですね。
そして天井には障子が!こんなところにも和の心が表れていますね。
この天井の障子には秘密があるそうです。雨の日には障子の向こうに打出の小槌が現れて、その打出の小槌から滴ったありがたいお水が、壁に設置された溜め壺に溜まり、外に排出されるそうです。
一度見てみたいですね!
そして多目的ホールにはオーケストラが演奏するための2階がありました。ここでパーティーなどが開かれているのだとか。
甲子園といえば阪神タイガースですが、ここは“六甲おろし”が初めて演奏された場所でもあるそうです!

お庭の見学もさせていただきました。
お庭から見た建物の裏手がすごくきれい!
その理由はすぐ近くに2号線が通っており、そこから来られた方が真っ先に見るのがこの部分にあたるからだそうです。

屋上からは外壁の幾何学模様を間近に見ることができました♪
近くで見るといろいろな色の煉瓦を使用しているのがはっきりと見え、この色使いがいい味をだしていると思いました☆

ブログ2 
最後に訪れたのは神戸女学院
http://www.kobe-c.ac.jp/

バスが校内まで上がれないということで、長い階段を上って校舎のあるところまで!
100段ほどの階段を上りきると素敵な校舎が目に入ります。


校舎はウィリアム・メレル・ヴォーリズが設計。
今年9月に、校舎の内12棟が国の重要文化財に指定されました。
創立以来長く神戸市にキャンパスを置いていましたが、1933年に摂津尼崎藩主桜井家(旧・桜井松平家)が所有していた西宮市岡田山に移転してきたそうです。

職員の方に、まずは講堂からご案内いただきました。
一般的に講堂は他の建物とは別に単体で建てられているイメージですが、神戸女学院の講堂は内廊下でつながっているのが特徴。
また、声が後ろまで良く届くように、ステージに行くほど下りになっていて、それに合わせて椅子の足の長さも違っているのだとか。

次はチャペルの見学。
「ソールチャペル」という名前の“ソール”は魂の意味と捉える人が多いそうですが、ここでは第4代院長先生の名前からとっているそうです。
正面には7本のろうそくを模したステンドグラスがあります。
チャペルの窓は全て西側に作られており、黄色の窓ガラスは夕日が差し込むと黄金色に輝き、幻想的な雰囲気になるそうです。
当日は生憎の曇り空で見ることができず、とても残念。
2階にある欄干は日本最古の組合協会 神戸教会からいただいたというみつばと葡萄の柄のものでした。
みつばは“三位一体”を表し、葡萄はキリストの血である葡萄酒を表すそうで、「この場にとてもふさわしいものだ」とおっしゃっていました。
チャペルは学生にも人気の場所だそうで、授業の合間に一人で静かに過ごす学生や「学校の中でも一番好きな場所」という学生も多いのだとか。
私たちもその空間にいるだけで心が落ち着くように感じました。

そして「心が安らぐ」と学生にも人気の中庭を見学しました。
この中庭を囲むように4つの校舎が建っていて、講堂のある総務館もそのうちの一つ。
正面がチャペル、後ろが図書館、右に文学館、左に理学館という配置。
建物は全て2階建てで、ひとつひとつ違う顔をしていますが、違和感なく調和しています。
また、校舎と校舎は全て渡り廊下でつながっており、たおやかな女子学生を風雨にさらさないようにという想いが込められているそうです。
校舎によって窓枠の色が違ってみえますが、もともとは全て赤茶色の優しい色味だったそうで、風雨にさらされて色が変わってしまったとのことでした。
校舎の屋根は7色の瓦をランダムに載せているそうで、遠くからみると赤色にみえます。
昔は色を均一にするのが難しかったことから7色の瓦を使用したそうですが、今になってみるとそれがいい味をだしていると感じました。

中庭には和のテイストが混ざっていました。
それは尼崎藩主が所有していた頃の庭園の木をそのまま活かしているから。
もともとあったものを上手く使用するのがヴォーリズのすごいところなのだそうです。
まるでヨーロッパのような雰囲気の写真が撮れると学生にも人気だとか。
参加者の皆さんも夢中で撮影されていました。
秋にはもみじといちょうが紅葉し、黄色と赤の対比になってとても綺麗とのこと。
紅葉の季節にも訪れてみたいですね!

最後は、総務館から見て向かいの図書館へ。
大きな窓がすべて北側にあります。
これは、日光で本を傷めないため、光が入って明るいようにとの工夫なのだとか。
図書館にある調度品は本棚やテーブル・椅子、暖炉など、この部屋のためだけに設計し、備え付けているそうです。
テーブルの上に置かれた照明の配線が一切見えないことにびっくり!
階段は「知の道は曲がりくねっているので図書館にふさわしい」とされ、螺旋階段になったそうです。
手すりも手のアーチに合わせて設計されているようでとても握りやすかったです♪

 

バスに乗り込み阪急西宮北口駅へ。

これで今回のツアーは終了。
普段なかなか見学できない場所ばかりだったので、皆さんにとって充実した一日になっていれば嬉しいです。
今回ご参加いただけなかった方も、各施設のホームページに見学の申し込み方法などが記載されていますので是非見学に行かれてみてはいかがでしょうか☆

本日のツアーに参加された方は撮影した素敵な写真を、是非「あにあん」フォトコンテストにご応募ください☆
写真を見るのを楽しみにしています♪
http://anian-club.jp/photo/

 

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